Pixelシリーズへ「Android 13」配信開始 Android 13正式版が登場
「Android 13」正式版が登場、Pixelシリーズへ配信開始
Androidの最新バージョンとなる「Android 13」が正式版としてリリースされた。Pixelシリーズにはすでに提供が開始されており、2022年後半にいろいろなキャリアが扱うメーカーのスマートフォン向けに提供される予定。
Android 13の新機能「テーマ別のアプリアイコン」。
「Material You」がAndroid 13ではすべてのアプリアイコンに拡張され、待受画像(壁紙)やテーマ設定にあわせたアイコンを選べるようになる。
7月にリリースされたBluetoothの音楽関連規格である「LE Audio(LE Audio)」がサポートされる。
メールアドレス、電話番号、ログインアカウントの情報などをコピーすると、一定期間後、クリップボード(コピーした情報が保持される機能)の履歴が自動的に消去される。
テキスト変換APIで、日本語や中国語などの表音文字を入力する際、検索とオートコンプリート(自動補完)が高速化される。
Wi-Fiを介して、位置情報を使わずに、アプリがWi-Fi経由で近くのデバイスを検出、接続できるようになる。
ヘッドトラッキング対応のヘッドホンと組み合わせて使うことで、Android 13ではより没入感のある音楽聴取体験を味わえる。
ユーザーのプライバシーを保ちつつ、利便性に影響を与えないしくみとして、Android 13を契機に「フォトピッカー」が導入される。
Androidでは設定メニューで、どの言語で表示するか選べる。Android 13ではその機能が拡張され、システムで設定した言語と別に、アプリごとに使いたい言語を、より簡単に選べるようになる。
大画面向けに開発された「Android 12L」をさらに拡張し、マルチタスク、タスクバー、大画面に対応したレイアウト、アプリ互換性モードの改善などが含まれる。
Android 13のスマートフォンからURLや画像、テキスト、動画などのコンテンツをコピーすると、タブレットへ貼り付ける、あるいはタブレットからスマートフォンへコピーするといったことができるようになる。
Android 13では、待受画像(壁紙)の調光やダークテーマを用いて、就寝モードをカスタマイズできる。
Android 13のメディアプレーヤー機能は、聴いている音楽やポッドキャストに応じて、そのルックアンドフィールが変化する。